パニック障害が電車で起こる場合の対処法
パニック障害が電車で
パニック障害の発作が起こりやすい場所のひとつに電車があります。
特に、都心部の電車などでは、乗客が多すぎるために、多大なストレスがかかりやすいと言えるでしょう。また、駅では、たくさんの人が速いスピードで歩いているため、人に合わせることがストレスとなってしまいやすいかもしれません。
また、通勤手段として電車を利用しているという人の場合には、仕事に対するストレスも重なって、多大なストレスとなるかもしれません。
パニック障害の発作を電車で経験したという人の多くは、おそらく再び発作が起きてしまうのではないかという強い不安を抱えてしまうことになるでしょう。
そのような不安には、どのように対処すれば良いでしょうか?
電車での対処法
一番は、電車を利用しないということです。
パニック障害の症状が落ち着くまでの間は、電車以外に使える手段があれば、移動手段を変えるようにします。可能であれば、徒歩や自転車での移動に切り替えると健康面にもプラスとなるでしょう。
また、歩くことは、パニック障害にも良い影響を与えると言われています。
【時間帯を変える】
とは言っても、どうしても電車を利用しなければいけないという人もいるでしょう。
そういう場合には、電車に乗る時間帯を変えてみるというのもひとつの方法です。
少し早めの時間帯か、遅めの時間帯の電車に変えることで、乗客の数が少なくなるかもしれません。
【周りの情報を遮断】
また、サングラスや耳せんをしてみるという方法もあります。
目からの情報や耳からの情報をカットすることで、脳への刺激が減り、パニック障害へ良い影響があると言われています。
他にも好きな音楽を聴くという方法もあります。
不安な気持ちをできるだけまぎらわすようにすることが大切です。
【空腹時を避ける】
また、空腹時に電車に乗らないという方法で成功している人もいます。
もしくは、電車に乗る前に甘いものや甘い飲み物を飲むという方法もあります。
この方法は、あくまでもその場をしのぐためのものです。
長い目で見た場合には、甘いものの取り過ぎは、パニック障害自体に良い影響とはなりませんので、どうしても不安な時だけにしておくほうが良いかもしれません。
このようにちょっとした工夫を続けながら、ちょっとずつ慣れていくことで、パニック障害の発作を減らすことができるでしょう。